名古屋城へいく

先日、名古屋城へ行きました。

名古屋に来たら、日本初の国宝指定になった城として知られている「名古屋城」を見ておきたい。
徳川家康が築城した名古屋城は金のしゃちほこでも有名。
名古屋発祥の印鑑会社「シャチハタ」の社名の由来でもあるそう。
しゃちほこは北側がオス、南側がメスで、なんと18金で、大きさも重さも異なる。
遠くから見れば大きさの違いなど気が付かないが、そうやってこだわりを持って作るところが当時の日本人の心意気を感じさせます。
調べだすとかなり面白く、「しゃち」は想像上の生物で、口から水を出し、火を消す力があるため、重要な城の守り神として天高く屋根の上に据えられたようです。
財政危機で何度か金が剥がされたしゃちほこ。
最終的には戦争で城もろとも消失した過去があります。
戦後すぐに天守再建に至ったのは、名古屋市民の希望が大きかったのでしょう。
重要文化財に指定されている「狩野派」の絵師たちの豪華絢爛な絵も見ものです。
それだけではなく、城を見るといつも思うのだが、ピシっと積まれた石垣も圧巻。
大名が運んできた石には刻紋が彫られています。
「清正石」といわれる大きな石材を運んだ、場内にも銅像が建っている「加藤清正」は、築城に貢献したと言われています。
あんなでかい石、どうやって運んだんだ。

今は城の周辺は高いビルなどが建っていますが、
時の権力者は当時、高い天守閣から城下町を見下ろし、何を思っていたのだろうか。